初心者には超おすすめ！アンナプルナ山群のトレッキング

ヒマラヤトレッキング拠点の街・ポカラ

ネパールのトレッキングと言えば世界最高峰エベレストを目指す「エベレスト街道」を思い描きがちですが、ネパールには他にも数々のトレッキング・エリアがあります。その中でもポカラを起点とする「アンナプルナ山群」は、初心者から上級者まで楽しめるバラエティに富んだトレッキング・ルートが数多くあります。

ポカラの標高は800～900m程で、地名の由来となった湖（ポカリ）が点在し、道にはバナナの木もあり亜熱帯の雰囲気のある街です。比較的に降水量は多いものの年間を通じ穏やかで温暖な気候でネパールのリゾートとしても知られています。
ポカラは、街そのものがヒマラヤの展望地です。カトマンズの西約200㎞、国内線で約20分。ポカラ空港に降りた瞬間からヒマラヤを望むことができます。ホテルの上階に登ればネパールのマッターホルン（？）とも呼ばれる特徴的な「マチャプチャレ」を中心に左右に広がるアンナプルナ山群を一望のもとに見ることができます。

高山病のリスクは！？

そしてネパールのトレッキングが初めてという方にもうれしいのは、エベレスト街道では、ヒマラヤに近づこうとするとどうしても高山病に注意しなければなりませんが、ポカラを起点とするいくつかのルートは、高山病のリスクを冒さずにヒマラヤのビュー・ポイントへのトレッキングを楽しむことができることです。
例えば「オーストラリアン・キャンプ」。標高2,200m。トレッキングのスタート地点から標高差約500m、約3時間でアンナプルナ山群の展望地に着くことができます。ヒマラヤに近づいた分、迫力のある展望をご覧いただけます。サンセット、サンライズはもちろん夜には都会では見られない美しい星空を見ることができます。