その場でできる!絶対高山病にかかれない添乗員がやっているツアー中の高山病対策 その2

その場でできる高山病対策。

2回目の今回は「水分補給」についてです。

〈水分補給〉

よく高所では一日3ℓ水分を飲んでくださいというのを耳にされることでしょう。

皆さん、結構ゲンナリされると思います。

しかし、これは食事に含まれる水分(スープ、野菜、お茶)を含んだものと言われています。
ペットボトルの水をひたすらガブガブ飲むということではありません。

メニューも工夫をしています。

 

当社のツアーでは朝・昼・晩ともスープ系のメニューを必ずご用意しています。
お食事中にまとまった水分を摂取するためです。

 

 

また、トレッキング中のお食事が含まれているお手配の場合、紅茶・コーヒー・ココアは自由に飲んでいただいています(ソフトドリンク、清涼飲料水、アルコールは除く)。

ですから、行動中、最低でも500mlのテルモスのお湯を1本(!)飲み切るようにしてください(プラス350mlくらい飲んでいただければベター)。

3ℓから一気に少なくなったので、ちょっとほっとされた方もいらっしゃることでしょう。

しかし、これが簡単でないのです。

例えば、ヒマラヤなどそれほど気温が高くない地域では、かなり意識しないと飲み切れません。

結局、余ってしまったというお声を現場ではよく聞きます。

 

飲むためのコツを伝授しましょう。

 

お茶を配るスタッフ
休憩時にはお茶をお配りします。

休憩の度に飲みたくなくても1杯は飲んでください。

そして、これを早い段階でクセにしてください。標高が低く、比較的汗をかきやすい低所からクセにしておくと、高所でスムーズに水分を摂れるようになります。

でも、お湯だと皆様すぐに飽きてしまって飲まなくなります。そこで、もう一つアドバイスを。

お茶のティーパックをご持参ください。ご自身の分だけで結構です。

お茶の種類も複数あった方が味の変化をつけることができて、なお飲みやすくなります。

個人的には緑茶の他にジャスミンティー、ハーブティー、ルイボスティーなどを持っていきます。

後半二つについてはカフェインが入っていないので、主に夜起きた時に一口温かいお茶を口に含んでまた眠るようにしています。ポカリスウェットのような粉末飲料も有効です。

当社を含め、同業他社のパンフレットや旅行日程表でも「高山病に注意して下さい」という文言をよく目にされることだと思います。でも、実際にどうやって注意したらよいのか、よく分からなかった方が多いと思います。この「虎の巻」をお読みいただき、少しでも対処法を知っていただければ幸いです。そして、少しでもご不安が解消されることを願っています。

 

追記:

下記の当社ウェブサイトにて、高山病の症状などについて分かりやすくまとめています。今回のお話と重複している部分も多いでしょうが、どうぞご覧ください。

http://www.himalaya-kanko.co.jp/hev/hev_safe.html

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